カリヨンとはどんなもの?・・・その6
ヨーロッパのカリヨンは、音、メロディーを"聞かせる"点に主眼が置かれていて、カリヨン自体を"見せる"点では、面白い例が少ないようです。
多くの場合、塔の中に設置されていて、外からは見えません。
日本では、モニュメントにカリヨンを組み入れ、カリヨン自体を一つの造型物として、見せています。
"聞かせる"カリヨンに、"見せる"要素も加えた、これが日本のカリヨンの特徴です。
この"見せる"、あるいは"魅せる"といってもよい日本のカリヨンは、カリヨンの本場ヨーロッパでも、現在大いに注目されています。
日本国内に設置されているカリヨンの正確な数はわかりませんが、平成五年末現在で、最初に述べた狭義のカリヨンに限定しても、三〇〇件はあるそうです。
いまや日本は、世界有数のカリヨンの国になりつつあります。